今朝、陸前高田の戸羽市長さんが、Facebookに「息子のお弁当をつくるか否か、悩んでる」「結局つくった!」と書き込まれてました。

 

市長は津波で奥様をなくされ、ご親戚のヘルプも受けながら、男の子二人のシングルパパさん、です。

*念のため、私は直接の面識はありません。先日、市役所を訪問したときに、チラリとお顔は拝見しましたが!

 

その市長の書き込みに対して、(以下、「>」部分は戸羽市長のFacebookより抜粋)

 >私のポスティングは市長として如何なものかとの指摘もいただいています。

 

というご意見もあるようです。

 

対して市長は、

>今回お弁当のことを書いたのも、私のことを書いた裏側に、たくさんのお父さんが

>同じ思いをしているということを読み取っていただきたいのです。

 

と書いてらっしゃいます。

 

野田聖子さんのブログについても、同じような批判があり、しかし野田代議士は、お子さんのことを含めての書き込みはやめない、と書いてらしたことを、(私のブログで)紹介したこともあります。

 

…ということで、私はもちろん、

 

>私は人間『戸羽太』としてこれまで好きなことを書いてきたつもりです。

 

という市長のご意見に賛同。

 

 

一人一人の生活の裏には、当然に、社会全体につながる話題、課題がたくさんある。それをどうして「自分」をわざわざ抜いて発信しなくちゃいけないのかな。

 

…これは、公人と言われる方々だけではなく、私たち、ごく普通の生活者も、なぜか、「自分」を消した情報発信をしてしまってないかなあ、と最近感じることがあります。

 

「地域の紹介をしてみましょうよ!」と呼びかけると、だいたい「自分が好きな」とか「自分がよく行く」というフレーズのない、一般的な情報が出てくることが多いです。わざわざ「自分が」を主語にしてみてください!とお願いしても、「私が」のない発信になることも。

 

「自分発の情報発信」をしないように、しないように、なってます???もしかして???

 

無理に「自分が」を出していただく必要はないのですが、でも、思い切って「自分が」情報を出してみると、聞いているほうはまず楽しい!出したほうも、どんどん輝く!!…ということが多いです。昨日書いた「Oさんの笑顔」みたいに。

http://sns.yaoyorozu-hito.jp/blog/blog.php?key=2277#stamp1343056619

 

 

という意味ではFacebookは「自分が」情報の塊かもしれない。でもこれ、国民全員が使ってるわけじゃないですもんね。

 

…そんなことをツラツラと考えた朝でした。

 

PS

戸羽市長(がこのブログをお読みになることはないでしょうけど)、お弁当づくりも、お弁当つくるかどうか悩むシングルパパの姿の情報発信も、応援してます!

 

そして私も子育てグダグダ情報も含めて、やっぱりFacebookにも、ここにも、書き続けます。 完全なホームビデオ情報じゃ、ダメなんですけど、ね!(←これは岸本さんからずっと前に聞いたこと!)