久保さんからいただいたメッセージ、その2。久保さんのご許可をいただいたので、公開させていただきます。

 

7月初旬の兵庫県の豪雨に際してのもの(一部抜粋)。赤字強調も私の独断です。

 

—以下、久保さんから—

7/6(金)夜は、大雨対応に追われ、ほぼ徹夜状態でした。人家裏の山からの水や、側溝があふれて床下浸水が少し出ましたが、河川があふれなくて助かりました。いつどんな雨が襲ってくるかわからない状態の日本列島です。

 

避難所は10箇所開設しておりました。

佐用町では避難準備情報を発令する前に避難所の開設を行っており、各避難所運営に職員2人づつが携わります。今回の大雨では、避難所3箇所と地域で独自に開設した一時避難所に避難者がありました。

 

今回、佐用町の被害は床下浸水が数軒と山腹崩落による道路通行止めがあった程度で済みました。人災にならなければ、マスコミは災害として取り扱わないのが日本の現状ですが、最近の雨では兵庫県播磨地域でも結構な被害が出ており、今年は加古川、高砂、姫路、相生、赤穂市などで床上浸水が発生しました。

 

雨が降るたび、日本のどこかの地域で東峰村のような被害が発生しているのが現状です。昨年は和歌山県、奈良県、三重県で大きな被害が発生し、たくさんの死亡者も出ております。一昨年は広島県、岐阜県などで被害が発生しています。

 

    どこで災害が発生するかわからない日本に住む以上、自分の地域の危険を良く知り、一人ひとりが減災につとめるように取り組まなければならないのです。災害の話をさせていただくたびに、まず自分の命を、それから自分の地域を守る。そんなことを私は伝えています。

 

—ここまで、久保さんから—