陸前高田の宿の朝の出来事は、すでに外部公開ブログにも書きましたが、改めて。

 

朝、旅館の玄関には無線が解放されているとのことだったので、お知らせを発刊すべく、7時前には玄関に陣取りました。

 

朝食は、頼んでも旅館でつくるのではなくて仕出し、とのことでしたし、売店で売っていた菓子パンで十分(しかも夜食代わりに岸本さんがくださったもの。夜は食べなかったので朝、いただきました)。

 

という感じでパンをかじりながらPC広げていたら、皆さん一服したりコーヒーを飲みにやってこられます。せっかくなので、「どちらからですか?」と話しかけてみました。そのうちに、岸本さんも合流。

 

こちらの方は、名古屋の会社から。数日ですが、会社のボランティア事業制度を使って来ておられます。節目の1年目に社長が被災地を回られて、社員のボランティアが実現したそうです。交通費、休暇が会社負担というのは社長さんの英断ですね。

 

この鈴木旅館さんは、素泊まりはなんと1500円。温泉付き。なので長期ボランティアの方の常宿ともなっていて、夜も遅くまで、語り合っておられましたし、朝もいろいろな方々が次々に。

 

長期間、災害ボランティアセンターの運営側に入ってらっしゃる方とも、朝、いろいろ情報交換させていただきました。そして、昼に、このボラセンでもう一度、顔をあわせました。東京の社協から派遣されてる方と、自主的な長期ボランティアの若者です。お二方とも、ちょっと笑顔が少なかったのが気にかかりますが。

 

平日開いている災害ボランティアセンターは、近隣ではここだけ。ということで、今もここのボランティア数は、さほど減ってはないそうです(数か所がひとつになっての数ではあるのでしょうが)

外部からの支援には、なかなか難しいこともあるんだな、ということも、現場で改めて見聞きしましたが、まだ人手が必要なことは山のようにあるとのことで、大事な場所、です。

 

下記は外部ブログの再掲ですが、温泉は仮設住宅の方にも解放。8時前には続々とボランティアの方々が出発。靴箱ぎっしりの鈴木旅館さんです。この旅館にはボランティアの皆さんの情報がぎっしり詰まってそうです。