先週、被災地の自治体さんを訪問させていただいて、いただいた、この言葉。
「今、来ていただいたこと。全然遅くないですよ。むしろ、これからです」
直後に、被災地に行こうかと何度も考えた。泥かきのボランティアを組織していた友人もいて、そこに参加させてもらう、具体的日程まで考えたほど。
でも、子供を置いて、私がボランティアに行く…というのは、どう考えても、継続的には続かない。なんだか違う。
…と考えて、日本人としてこれでいいのかなという、申し訳なさ感はずっと持ちつつも、被災地に行くことなく、過ごしてきた。
上記の言葉をうかがって、なんだか救われた。
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そして、遠野のホテルでチェックアウトのあとに支配人となんとなくおしゃべりしていて聞いたこと。これでさらに、「これからだ」と実感できた。
遠野のホテルには、今も、NHKさんは2クルーが常駐。でも、それでも1年を節目として、規模はぐっと縮小したそうだ。
民放さんは、半年、1年といった「節目」で取材に来られる程度に、減ったとのこと。
もちろん、これは、仕方のないこと、なのだろう。
でも、マスメディアから届く被災地の情報が確実に減ったのは間違いない。
そんなマスメディア側の裏事情も、もちろん、ふつうにしてたら伝わってこない。
被災地の皆さんは、情報発信を含めて、これから、少しずつかもしれないけれど、自分たちで活動していく段階にいらっしゃる。ちょうどそんなタイミングで訪問させていただいたのだとおもいます。
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そして、先ほど、私のブログを読んだママ友が、わざわざ電話をくれました。何かしたいけど、小さな子供がいると、なかなか現地には行けない。情報は本当に減った、と考えていたら「ココに行ってる人がいたよ(笑)」というタイミングだったらしいです^^。
「つながることが一番」という感想ももらって、とても嬉しかった。
ますます、「これから」です。