昨日、お友達に誘っていただいて「憲法カフェ」に参加。やっぱりちょっと重たいというか、身構えてしまう名前のカフェなんだけど、”いろいろ気にはなってるけど正直よくわからないままに過ぎていっちゃう。そんな中で(カフェに)参加して衝撃を受け、突然だけど自分でも(弁護士の先生も呼んで)主催することにした”という友人の開催動機と行動力に、激しく同意したから。
 
で、講師のママさん弁護士の先生が「私も安保法制はよくわかりません」と言い切られたことに、何よりも、本当に心の底から、衝撃を受けてしまいました。「日本で完全にわかってる人なんて、本当に数えるほどしかいないんじゃないでしょうか」と。
 
え、え、えっ。そうなの?!よくわからないままに過ぎてしまってそのままになってるのは、もしかしてもしかすると私のせいじゃなかったの?(いや、勉強不足すぎるのは私が悪いんだけど)。
 
この安保法制のお話は昨日のメインではなく、憲法のお話もそれはそれはわかりやすく、そして日本国憲法改正草案(2012年4月27日決定)の原文も生まれてはじめてちゃんと目にしたわけですが(←カミングアウトするのも勇気がいる状況ですが…汗)、そりゃ憲法ですもの….。細かい、ひとつひとつの言葉に意味が込められているわけです。よくも悪くも、時に恐ろしくも。
 
ここで私が説明するのは難しいけど「立憲主義」というのも、昨日生まれてはじめて理解しました。ぜひ、なんだろう、と思ったら「立憲主義 憲法カフェ」でググってみてください。
 
改憲に賛成なのか反対なのか、安保法制に賛成なのか反対なのか、は、それぞれがみんな、一人ひとり考えればいい(と私は考えます)。
 
だけど、安保法制の話にしても、憲法のお話しにしても、意思決定の前に、「情報を受け取って自分で判断する」という情報戦の段階で、完全に負けてない?…と強く思ったワタクシでした。
 
なんか、決まってから大騒ぎしてるEUの状況が頭をよぎり。。。
 
我が家も新聞取らなくなって久しいですが、ネットで情報があふれ、でも正直、なんとなく読みやすい記事に流れてしまって、徹底的に自分で調べようと思うとき以外は、受け取ってる情報が偏ってるなと、実は自分でも密かに感じてはいた。新聞の情報も正しいのかと言われればそうじゃないかもしれないけど。
 
情報過多の時代にあって、実は一番大事なのは、昨日みたいに10数名でも顔をあわせて話をすること。「大事な話だと思うけど、全然わからない」と思ったら、素直にそれを表明して、わかる人に教えてもらうこと。そしてその先は自分で考えること。行動すること。
 
….ということで、まずは昨日「憲法カフェ」に参加しての素直な感想を(大変お恥ずかしい自分の状況も含め)書き記すことにしました。
 
まず(よく考えて)選挙には必ず行きましょう!誰にどこに投票すればいいかわからなかったら、素直にそれを誰かに相談してみよう。私は不在者投票、忘れないようにしないと。