今日は、なんと、たいちょうの風邪が移り、ダウンして寝ています。

溶連菌(たいちょうの風邪)とは、こんなに喉が痛いのか!…これじゃ、たいちょう、ごはんを食べなかったはずです。参りました。

 

抵抗してもしょうがないので、この際と、買ってあった「花子とアン」の原作、『アンのゆりかご』(村岡恵理著)を読んでいました。

 

そうしたら。なんと、杉並は荻窪にある、児童文学者の石井桃子先生がおつくりになった「かつら文庫」の話が出てきました!(336P~)。自宅を子どもたちのための図書館にして開放する「子ども文庫」「家庭文庫」。

 

これまで、石井桃子さんの発案なのだと考えていましたが、村岡花子さんの発案だったのですね。

村岡花子さんは昭和27年に、夭折されたご子息の名を冠して「道雄文庫」。花子さんより14歳下の石井桃子さんは、昭和33年に「かつら文庫」を、杉並(荻窪)に開かれました。そしてお二人は、読書運動家の土屋滋子さんを交えて「家庭文庫研究会」を開いておられたとのこと!!!

 

 

私が愛読してやまなかった、「赤毛のアン」シリーズ。ほかのモンゴメリの著作もすべて、読みました。今は、6年生の娘が読みふけっています。

 

その「アン」シリーズを生み出した村岡花子さんは、(炭鉱王を介して)東峰村につながる白蓮さんとご友人であり、そして杉並の石井桃子さんと「家庭文庫」でつながる。

 

「家庭文庫」は、自宅をテレビのスタジオにしよう、という私を、後押ししてくれた最大のコンセプトでもあります。

*「家庭文庫、ならぬ家庭スタジオ」http://sns.yaoyorozu-hito.jp/blog/blog.php?key=4209

 

東峰村と伊藤伝右衛門(筑豊の炭鉱王)とのつながりはコチラ。

*http://www1.vill.toho.fukuoka.jp/info/prev.asp?fol_id=4140

 

 

不思議なご縁のつながりを感じるのは私だけでしょうか。

静かな感動に浸っています。

 

 

かつら文庫は、石井桃子先生の死後、しばらく閉館していましたが、この3月に再度開館しました。早速次の土曜日、たいちょうを連れて、行ってみよう!