本日、クロサワ楽器御茶ノ水店の「ビソロッティフェア」に娘と参加。
 
3丁のバイオリンを、ワインテイスティングのように聴き比べて当てるクイズがあり、娘と二人で全問正解。
こちらの本をいただきました。さすがに2冊はいらないので、もうひとつは特製の松脂(バイオリンの弓に塗って使うもの)をいただいてきました。
 
すごい得した気分…というのはさておき。
 
 
ちょうど理事長が、「バーナードリーチと軍師官兵衛」というブログを書かれてました。
 
バイオリン製作は、1600年代にストラディバリが、ある意味頂点を極めました。当時から「一族でその技能を受け継ぎ発展させる」という製法を取っていて、今も、一族で技能を伝承する伝統が残っています。今日のフェアも、「ビソロッティ一族」のフェアでした。
 
1600年代という時代、そして一族で伝統を発展させ続ける伝統。それは小石原焼、高取焼にも共通なのでは。….ということで、今日は、バイオリンと小石原焼に強烈な共通点を感じて、心地よい感動に一人で勝手に浸っています。
 
そしてまた、ビソロッティ一族は、現代に素晴らしいバイオリンを次々と生み出しておられます。惚れ込んでしまう1本のバイオリンもあって(弾かせていただいて)、幸せでした。その楽器はさすがにとてもよいお値段で、娘のものにしてあげることはできないんですが、現代にまた、あんな楽器が生み出されているんだというのは、嬉しい限り。
 
小石原焼も、伝統のうえに、次々と新しい作品が生まれ続けることでしょう。
 
「官兵衛で國創り」が始まったころ、バイオリンと小石原焼に共通点を感じる日が来るとは!夢にも思いませんでした。
  
iPhoneから送信