お世話になっている、群馬県上野村さん。

 

2014年2月14-15日の記録的大雪で120cmの積雪。

山間部ですが、通常は降っても40cm。誰の記憶にもない、記録的大雪。

 

16日22時現在で、2本ある、村に入る主要道は完全な通行止め。プラス、雪崩で各集落ごとも分断。

 

これはさすがに、尋常な事態ではないと、今朝(16日の朝)、気づきました。

 

唯一、15日午前6時に雪崩でお子さんが一人けがをされたことだけはマスメディアのニュースに出ていましたが、それだけ。

 

 

Facebookには、全く出歩けないという方の状況から、地域一丸となって雪はき(雪かきの方言)されたり、あるいは消防団で単身高齢者の見回りをされたりという状況が、伝わってきていました。

 

ので。

 

まず、八百万人の理事長であり、非常時の住民発情報発信(自前メディア)の必要性をずっと訴えておられる岸本さんに相談。アドバイスをもらってから、お世話になってる上野村役場の方にご相談したところ、即決。「村民の情報発信を通じた地域創り」の一環として、「やってんびゃー」チームで、特別対応ページを立ち上げることになりました。

 

目指すは、ここに来れば、とにかく情報が集まっている。そんなFB上の場所。

https://www.facebook.com/2014SNOWuenomura

 

 

情報を集めていくうちに、あっという間にわかったのは(はじめから絶対そうだろうとは思ってたけど)、各集落の皆さんは、全く動じることなく、淡々と日常生活を送っておられるということ。

 

村全体が孤立しているうえに、雪崩で各集落ごとも分断されちゃってるけど、男性陣は消防などで朝から復旧に尽力され、女性陣は家の周囲の雪はきなどできることはすべてやってしまったあとは、「出歩けないし、暇だよ」とおっしゃる余裕も。

 

私はこの余裕こそが生活だとおもってます。気を緩めてはいけないけど、でも、いたずらな不安は不要。だから本当はそういう情報もシェアしたかったんだけど、さすがにちょっと、今日はあまりにも尋常でない状況だったので、控えてしまいました。ただ、「大変、大変」っていうことがなんとなく強調されちゃった気もしていて、マスコミみたいだったかな….

 

 

明日(17日)には、なんとか道がつながりそうだということも、夜になってわかりました。透析患者の方は、夕刻に自衛隊のヘリで搬送されたこともわかりました(さすが日本!)

 

隣町の南牧村は15日朝から停電。日本一高齢化率の高い村でもあり、大変心配です。

 

とにかく、上野村は元気!

 

今は、これ以上の被害なく、無事に日常生活に戻れることだけを祈ります。