カザンラック民族舞踊団の東京公演、記録のお手伝いをさせていただきました。

 

大学生までの若者が所属する舞踊団で、イメージとしては”ウィーン少年少女合唱団”のブルガリア民族舞踊版、というのが、一番わかりやすいです。

 

昨日の朝九州を出発、一瞬宿舎に寄って、そのまま中野で舞台。今朝も早朝から杉並区内の小学校で交流公演。

今日の午後半日だけ、東京観光して、明日早朝には帰国予定です。若いから乗り切れるスケジュールと、皆さん感心されてました。

 

 

いろんなことを感じましたが、何よりも。

記録をお手伝いしていて、私は先日の上野村の祭り、神楽や獅子舞、あるいは地芝居を思い出していました。http://sns.yaoyorozu-hito.jp/blog/blog.php?key=4480

 

ブルガリアのカザンラック地方の民族舞踊も、お祭りなどで踊りつがれているダンス。

それを継承する青少年のダンスチームがあって、楽団と監督はプロが支援する仕組みがあり、海外公演までしている。

 

文化を守り伝えるうえで、素敵な仕組みですね。

 

 

そして、すべてを手作りで支えた東京公演のボランティアチームの動き。江戸友禅作家の金子直美さんが、長年私的にブルガリアとの交流を深め、金子さんが支援してきた留学生は、今、ブルガリア大使館に何人も勤務しておられます。

 

ひとりからはじまる、ひとりではできないことをやる、ということも、改めて感じた2日間でした。

 

本当は、この運営のプロセスこそが、一番お伝えしたいところ。

 

例えば。 

この看板も金子先生の手作り!近くによると、縫い目が見えました!!

私はたまたま、この制作に取り掛かるときに打合せでお邪魔したのでわかりましたが、そうでなければ、これがお手製とは、誰も気が付かないかも….。

わかりますか?「踊」という文字の超大アップ。手縫いです。

 

 

 オマケの感想としては、ハイビジョン仕様で、2日間にわたり、長い舞台を記録したので、その保存、DVD化に、ものすごい時間と、ハードディスクの容量が必要です(汗)。今朝3時に起きてなんとか初日分はDVDにしてお渡しできないかと、トライしたのですが、全然、まったく、書き出しが終わりませんでした。外付けHDDも、そろそろ、また1台買わないとならないかな。HDDの容量が大きくなり値段も下がると同時に、やっぱり消費量も増えますね^^。