『東峰村』とニッポンのお正月 報告8

 

ネット合宿を経て、最後の1週間は広報広報、また広報。そして、ご出演の皆さんと最終調整をしていき、当日、12月31日の朝に、ついに番組表(出演時間)が完成しました。

 

「東峰村」の番組枠が最後まで「東峰村」のまま(詳細なし)だったのが、今回の番組表の特徴です。

http://www.yaoyorozu-hito.jp/pdf/list.pdf

 

 

ここはなかなか、ご理解いただくのが難しいところかもしれません。

 

八百万人の事務局は3人。理事長の岸本さん、高橋弘展くん(同じタカハシなので28くんと呼ばれています)、そして杉並の私。

 

岸本さんと28くんは、15時間ライブを控えつつも、年末年始のとうほうTV(村のケーブルテレビ)の番組づくりにフル回転でした。最初から、「ネット合宿以外には時間が限りなく取れない。だから、ライブの準備はそちらでやりきってほしい」と宣言されていた私でさえも、驚いてしまうくらいの、とうほうTVにかかりきりの状態。それがほぼ当日朝まで続いたので、東峰村の出演枠は「東峰村」のまま、出しました。

 

その時点で無理なくできることをやる、という住民ディレクター番組の真髄が表れた「東峰村枠」。

 

最後はスタジオの岸本さんがその場でプロデュースする。東峰村スタジオには伯夫さんはじめ、とっさにマイクを渡されても番組を動かせる人たちがいる。そして杉並からも私が、いざとなったらトークしようと、密かに待ち受けていました。全く出番はなかったですけど(笑)。

 

 

一方で、私自身の役割は、当初企画書に「会員勧誘と広報」と明記されているとおりで、前述したように、熊本や千葉の山武など、ご縁のある皆様に次々お声がけをしていきました。

 

これは、実は、「東峰村枠」が枠のまま、詳細わからないままに東峰村事務局にお任せで進むのと同じこと。東峰村事務局からしたら、会ったこともない人を、東京事務局の私が呼んで来て、でもそこは東京事務局を全面信頼して、進むのです。

 

ネット合宿、SNS会員になってもらう、会員になっていただけなかった方はメーリングリストでフォローする、などの三段構えでフォローしつつ、「本当に大丈夫なのか」という感じは、さすがの岸本さんからも、今回ばかりは、時折漂ってきました。

 

でも「やりきってくれ、と言われたんだからお任せいただいて、私が私の役割はやりきる」という気持ちで進みました。皆さんとのやりとりのなかで、「絶対大丈夫」という確信が私のなかに生まれていたのも本当に大きなことでした。

 

 

結果、15時間ライブとはいえ、番組表にしてみたら、ありがたいことにギュウギュウ詰め。東峰村の出番を少し奪っちゃったかしら?くらいの反省はありますが、初回としては大成功といってよいと思ってます。

 

ご出演の皆様とも、会員の皆さまとも、八百万人の事務局内部も、結局は信頼関係がすべて。そのうえに成り立っているということが、よくよくわかった、15時間ライブとその準備でした。

 

 

ちなみに、私が東峰村の岸本さんとiphoneのFacetimeをつなぎっぱなしにする体制も、当日朝に決まりました。ネットの回線も機材も、さすがに全国50元近い中継ですので、東峰村スタジオとしたら、全部貴重。ですが、ご出演者との直前調整は、やっぱりどうしても必要、という状況が当日朝に見えてきて、ホットライン体制が決まりました。

 

全国・世界47元中継の配信システムについては、28くんに解説いただきますが、相当厳しかった準備時間のなかで、同じ事務局で褒めるのもなんですが、お見事でした。