刺激的すぎるタイトルでしょうか(笑)。

 

昨晩、2時間ほどでしたが、岸本さんのお話を直接うかがうことができました。

 

実は、ごく最近まで、岸本さんにお時間をいただくのは、ものすごく緊張することで、議題はアレとコレ(時にアジェンダペーパーまで準備して!)、そのための資料はコレで…という感じでお時間をいただいておりました。毎日一緒に生活している東峰村の高橋くんには信じられないことかもしれませんね。でもホントの話。

 

八百万の試験運用がようやく多少進んできて(まだまだ、「多少」というレベルですけど)、やっと最近、アレやコレやと事前に準備するよりも、その瞬間の岸本さんのお話をうかがうのが大事だな、という段階に到達した、ような気がします。やっと肩の力を抜いて、一番大事な話をお聞きすることができる。だから昨晩は「デート」って言ってもいいかなあ….すごい深いタイトルなんです….実は。

 

昨晩のお話、詳しくは岸本塾リポートに譲りますが、私が一番感じたこと。

 

東北も北海道(占冠)も、目前には課題が山積している。厳しくないとは、とてもいえない。でも私は、岸本さんが19日のブログに書かれていた

>自然の中で動くことから働きが生まれたことを考えると都市であっても

>働くことをどう産み出すか、

 

話をうかがいながら、このことをずっと考えていました。今からもっとも問われるのは、都市の私たちかも。

 

2008年6月に開業したのに、先日はじめて乗車した地下鉄副都心線。かたや岸本さんや他地域の皆さんからは、シカの話題が出ていたので、よけいに私自身のなかで強烈なんですが、1970年代から構想され、長い時間をかけて工事が行われ(←私もこの工事現場、車で何度も通りました)、でも開業しても、なくても暮らせる地下鉄の路線。代替手段はたくさんあるのに、こうして便利に、便利に突き進んでいって、私たちは何がしたいんだろうか。

 

こういう暮らしぶりの一端が、フクシマに立地する原発で首都圏が暮らす、という構図を生み出しているのかもしれないなあ、ということまで考えました。というか、今までこういうことをちゃんと考えたことがなかったのがお恥ずかしいですが…。

 

しかし、でも。占冠についても、今更ですが村のホームページを見てみたら、なんとアルファリゾートトマムが立地しています。超一大観光地?ではないですか。ただ、岸本さんからは、カケラもお話がなかった。これももしかしたら、「自然の中で動くことから生まれた働き」ではないのかもしれません。
http://www.vill.shimukappu.lg.jp/shimukap/jsyukuhaku_home.html

八百万人が集い、楽しく本音を語りながら、「自然の中で動くことから生まれた働き」を、産み出していく場。私自身も実践しながら、そういう場をつくっていきたいなあと、岸本さんのお話をうかがいながら、そんなことを考えておりました。

 

 
今日は、急遽(台風の影響で)東峰村にお帰りになることになったので、昨晩は貴重な2時間でした!!ありがとうございました!!ちなみに、続きはskypeです^^;)。そろそろ本格オープンを決めなくては!!