ここのところ(といっても少し前)、twitterで超・話題になっていた、東浩紀さん編集長の「思想地図β vol2」の巻頭言を読みました。
http://contectures.jp/about_shisouchizu_beta

 

今号のテーマは「震災以後」。

巻頭言は「震災でぼくたちはばらばらになってしまった」。

 

たとえば福島原発の問題で、特に幼い子どもを抱えた家庭は、自主避難に踏み切ったり、逆に避難区域に戻ったり…「ひとりひとりじつに孤独な決断を強いられているはずだ」「福島との連帯、東北との連帯とひとはたやすく語る。現実はそれほど単純ではない。ぼくたちはみな異なった震災を体験している(略)。ぼくたちはばらばらだ。ぼくたちは麻痺している。」

 

と東さんは書いています。

 

果たしてそうでしょうか。今、岸本理事長が東北を巡回され、私たちは東さんの見解とは異なるスタートを切ろうとしています。「ばらばら」ではない「つながり」を創り、可視化し、メディアにもする。

 

東さんといえば、地域情報化に縁の深い、国際大学GLOCOMに所属してらっしゃいました。当時(5年前)、生まれたばかりの娘さんを抱っこして、奥様(も作家でいらっしゃいますが)がシンポジウムに来られてたのが、いまやなつかしい思い出。

早く私たちの活動を本格化して、岸本理事長と東さんの対談を、企画してみたいものです。

ちなみに、上記の季刊誌。9/1発刊ですが、現在、なんとAMAZONでは在庫切れ。中古本が定価以上になっています。筆者も、東浩紀 (著, 編集), 津田大介 (著), 佐々木俊尚 (著), 猪瀬直樹 (著), 村上隆 (著), 鈴木謙介 (著), 瀬名秀明 (著) 他と、大変豪華ですが、加えて、tiwtterの威力ってやっぱりすごい、と別のところにも関心。